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いろいろ独白。モノローグ(Monologue)

ネコの弔い

朝。電車に遅れる〜とじたばた歩いていたら、ネコがいました。横断歩道の手前にある壁を背にして寝そべっていました。ぱっと見た感じだと、ノンビリひなたぼっこしてるみたいな風情でしたが、おかしなことに信号待ちの人がたくさんいるのに平気でゴロンとしているのです。
ちょうど信号が青になったので、通り抜けざまチラリと見たら、ネコは口から血を流して既に事切れていました。
狭くて交通量の多い道なので、車か自転車にでも撥ねられたのだと思います。でも、口から血を流している以外に外傷は見当たらず、本当に寝てるみたい。体のどこにも歪みはなく、苦しい表情もありませんでしたが、瞳孔は開いてました。

心を痛めつつも、電車に乗り遅れてしまうので通り過ぎたのですが、ネコスキーとしてはやっぱり気になってしまって。その後雨が降り出し、放置されたまま雨に打たれてるのだろうかと考えると、ますます鬱々…。交通量の多い道プラス雨となれば、想像力は否応なく悲惨な方へと働いてゆきます。
できることならちゃんと土に埋めてあげたい。でも、うちはマンションだから埋めるスペースなんてありませんし、せいぜい保健所に連絡するくらいしかできませんけど。一戸建て住まいなら、庭の片隅に葬ってお線香の一本でもやれるのに。

夜、もやもやしながら雨がちらつく帰り道を歩き、やがて事故現場へ。
ネコの死体はなくなっていました。代わりに、猫缶と缶ジュースと、小さな赤い実(ヒイラギ?)が何個か置いてありました。
私が鬱々もやもやしている間に、良い人に見つけてもらえたようです。時期的にその辺の生け垣にありそうなヒイラギの実をポツポツと置いていることからして、子供かもしれません。大人もしくは飼い主さんだったら、きっと花を供えると思いますので。

名も知らない誰かが、ネコのために心を尽くした痕跡を見て、私の気持ちも少しは救われたかな〜なんて(見捨てた人に救いも何もねえわ)
世の中まだまだ捨てたもんじゃないです。
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by shinnokotowari | 2009-11-18 23:42 | 日常 | Trackback | Comments(0)
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